2012/6.04 「三上寛とその仲間たちライブ」無力無善寺



東京 高円寺にきました!
ブルースの巨人「三上寛」さんと
共演したいとずっと前から考えてたのです

その会場、無力無善寺の外観
もうカオス感がただよってます
宮崎のホームグランドのスナック
ストロボマンボに雰囲気が近いです


無力無善寺ではこんなイスに座ってライブを観ます
場所とらず良いアイデアです
で、ライブ一番目は
その無善寺の名物店主「無善法師」
とにかくアクが強く女ったらしで面白い人でした
エフェクター2段ノイズまみれで
ずっと同じギターのフレーズを弾きながら愛の言葉を叫んだり口にし
演奏途中、入ってきた女性客にすぐ「かわいい…」て言ってました
普段と音楽が一緒になってるような人で
よほどの人生、経てきたんだろなぁて思いました
おまんこも何回も口にしてました

二番目は「山口コウタ」という青年
聞けば、半年前大阪から上京してきたという
始める前からずっと真剣で真面目に歌っているのが印象的で
まっすぐ感が伝わりました
あ、のど飴ありがとうね!
話してて緊張がほぐれました


で、くにや この日三上さんがいることに加え
横浜のバンド GOUPIL AND Cの小嶋さんがお客さんとして
会場にいるということに緊張してしまいました
歪弦ていうユニットで一年ぐらいずっと関わっていながら
初めて自分の歌を聞かせるから
どう思うのかな?て始まる前まで考えてました
でもそんなこと思ってもきりないし
そのとき出来ること精一杯やりました

もう次のライブはよ決めたいわ〜
ていう楽しみと課題が残る
大きい意味が生まれたライブでした
ほんとに無善寺まで来て良かった
写真は小嶋さんが撮ったもの 感謝!

次4番目は「敬々」
2年前、客としてこの「三上寛とその仲間たちライブ」を
観に来たときも出演してた敬々さん
そのときと比べ、音楽にぐっと深みが増したようで
体つきもシュッとなっていて
それが反映したかのような演奏で印象的でした
ライブ終了後、「素朴でよいね」と声をかけてくださって
ああ、やっぱしおれこのままで良いんだなと励みになりました
ありがとうございました!


で、ポニー馬糞
この人は仲間内(3人ぐらい)の中で
どんな人なんだろって話題になってました
写真みづらいけどこれふんどしで「平和」て書いてました
それより驚くのが、宮崎のバンド「おどけもの」の中村くんにそっくり!
ドッペルゲンガーかと思ったし
お互いの家系図を照らし合わせたくなりました
歌はなぜかモリッシーみたいな低い声で美しく
引き込まれそうになりました
おもしろい人と出会いました
2歳年上というのも面白いです
ストロボでぜひみたい!

で、最後「三上寛」
この日、リハ16時入りでおれ一番目に無善寺に入りました
その次が三上さんでした
リハのとき、
「どっから来たの?」とか「家族は?」とか色んなこと聞かれ
会って間もないのに結構家族のディープなことまで
ごくごく自然に話をしてしまいました
なんつう話の磁場を引き込んで持って行く人なんだろうとびっくりしました
これが「三上寛」なんだ
打算なんてかけらもない人なんだとおもいました

三上さんはあんなキャリアの人なのに
出演者の演奏は全部観るそうです
他の出演者が演奏しているとき
時々三上さんの顔を見ると目をつむって首を揺らしながら聞いてました

で、ライブ
三上さんはなんてことないそこらのアンプから
信じられないギターの音を出してました
出す音出す音が「三上寛」の音で
50分ぐらい演奏してたんですが、まったく飽きませんでした
翌日、モダーンミュージック(三上さんのレーベル)の生悦住さんに
三上さんのサウンドの秘密を聞いたんですが
こら同じことやってもかなわんわとおもいました
ブルースて使いようによってはジャズにもロックにも
勝る武器になるんだとおもいました

終演後、三上さんと宮崎にライブに来てくれるという話をしました
すごく楽しみです
周りのみんなや若い人、じいちゃんばあちゃんまで
色んな人に来てもらうようなイベントを今考えてます
お楽しみにしてくださいね


最後、無善法師の写真よく見ると
趣味「セックス」とか「どうだおれのモノはでかいんだぞ」
「まいったか」とか女性誌に掲載されています


今回から思い出にのこるライブはレポしてこと思います
無善寺さん、出演者のみなさんありがとうございました!


2012 6 / 4 月
「三上寛とその仲間たちライブ」高円寺 無力無善寺

・三上寛
・無善法師
・敬
・山口コウタ
・ポニー馬糞